この記事では、スイッチ専用のマイクロSDカードを購入する際に、どれくらいの容量を選べば良いのか…と言うことについて書いています。
使い方に合わせた「おすすめの容量目安」と「おすすめの製品」を紹介しているので、良ければSDカードを選ぶ参考にして下さい。
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目次
マイクロSDカードに保存できる2つのデータ
マイクロSDカードには、下記2つのデータだけが保存可能です。
- ソフトデータ (ダウンロード版ソフト、追加コンテンツ、更新データ等)
- アルバムデータ(キャプチャー写真/動画)
パッケージ版ソフトしか購入しない方であれば、不要なデータを消すだけでも容量は十分確保できることが多いです。
基本的には、マイクロSDカードが必要になることは無いでしょう。
ただ、パッケージ版が存在しない「Arena of Valor」や「フォートナイト」等をプレイしたい方は、マイクロSDカードが必要になるかもしれません。
注意点:マイクロSDカードにはセーブデータが保存できない
全てのセーブデータは「本体内蔵メモリ」に保存される仕様です。
パッケージ版ソフト(ゲームカード)の中にも、マイクロSDカードの中にも保存することが出来ません。
セーブデータが入り切らなくなった場合は、下記の方法で容量を確保して下さい。
- 他のデータを削除したり移動させ「空き容量」を確保する
- Nintendo Switch Onlineの「セーブデータお預かりのサービス」を利用する
ただ、セーブデータだけで本体容量を使い切ることは無いので、ダウンロード版ソフトさえ入れなければ、まず、マイクロSDカードが必要になることは無いです。
マイクロSDカードの「表記容量」と「実容量」の違い
マイクロSDカード製品に表記されている「表記容量」は、実際に使える「実容量」と異なる性質を持っています。
スイッチで使ってみたら容量が少なくなっていた=不良品/詐欺商品…と言う訳では無く、それが普通です。
・マイクロSDカードの実容量目安表
表記容量 | 使用可能な実容量目安 |
---|---|
16GB | 約14.4GB |
32GB | 約28.8GB |
64GB | 約57.6GB |
128GB | 約115.2GB |
256GB | 約230.4GB |
上記の表は、東芝のマイクロSDカード『M203』の実容量目安です。
実際に使える容量はマイクロSDカード毎によって異なるので、大体の目安として参考にして下さい。
参照記事:microSDHC/microSDXCメモリカード(MU-Jシリーズ<M203>)|東芝:メモリ
マイクロSDカードの必要性
ダウンロード版ソフトのデータ容量はバラバラですが、非常に容量が大きいゲームソフトも結構あります。
以下、5GBを超える有名タイトルを一部書き出してみました。
※下記の表のダウンロード容量には、更新データ、ダウンロードコンテンツ、セーブデータ等が含まれていないため、実際の容量はもう少し大きくなります。
ゲームソフト | ダウンロード容量 |
---|---|
スーパーマリオ オデッセイ | 5.5GB |
スプラトゥーン2 | 5.6GB |
あつまれ どうぶつの森 | 6.4GB |
ドンキーコング トロピカルフリーズ | 6.6GB |
ASTRAL CHAIN | 9.8GB |
ポケットモンスター ソード/シールド | 10.2GB |
ベヨネッタ 2 | 12.4GB |
Xenoblade 2 | 13.1GB |
Xenoblade Definitive Edition | 13.6GB |
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL | 14.0GB |
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド | 14.3GB |
上記の中から私が持っているゲームソフトは下記の5つです。
ーーー計52.5GBーーーーーーーーーーー
- スマブラSP(14GB)
- スプラトゥーン2(5.6GB)
- ブレスオブザワイルド(14.3GB)
- スーパーマリオ オデッセイ(5.5GB)
- ゼノブレイド2(13.1GB)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この様に、ダウンロード版ソフト5本だけでも、容量が50GBを超えてしまう…なんてケースも少なくありません。
仮に、64GB(実容量57.6GB)のマイクロSDカードにダウンロードした場合、単純計算すると残る容量は5.1GBだけですね。
こう考えてみると「パッケージ版」よりも「ダウンロード版」を好んで購入する方には、大容量マイクロSDカード(128GB以上)が必須レベルだと言えるでしょう。
容量が小さめのダウンロード版ソフトでも3GB程度は必要なものが多いので、余裕が持てるぐらいのマイクロSDカードを選ぶことをおすすめします。
マイクロSDカードのおすすめ容量
ダウンロード派には「容量128GB以上」がおすすめ!
マイクロSDカードは『容量128GB』だと「1GB辺りの値段が安い」傾向にあり、コスパ面に優れているものが多いです。
また、128GBもあれば「ダウンロード版ソフト10~20本程度」は入るので、容量的に考えてみても丁度良い方が多いでしょう。
容量的に十分であることが多く、コスパ面にも優れているため、容量で迷っている方には『128GB』が一番おすすめです。
もちろん、容量が大きいほどダウンロード版ソフトも多く入れられる利点はあるので、お金に余裕のある方、ダウンロード版ソフトを20本以上購入すると思う方は、より大容量のものの中から選んでみて下さい。
パッケージ派には「容量64GB以下」がおすすめ!
パッケージ版を好んで選ぶ方は、マイクロSDカードの容量は『128GB』以下の製品をおすすめします。
この理由は、ダウンロード専用ソフト(パッケージ版が無いソフト)は容量が少ない傾向にあるからです。
ダウンロード専用ソフト | ダウンロード容量 |
---|---|
Dead Cells | 0.6GB |
Stardew Valley | 1.3GB |
ゴロゴア | 1.9GB |
Arena of Valor | 2.9GB |
フォートナイト | 3.7GB |
ホロウナイト | 5.2GB |
ダウンロード専用ソフトの容量は「3GB未満」であるが非常に多くなっており、5GBを超えるゲームソフトは非常に少なくなっています。
つまり、ダウンロード専用ソフト以外はパッケージ版で買う…と言う方であれば、マイクロSDカードの容量は64GBで十分であることが多いのです。
おそらく、64GBでも10~20本程度はダウンロードできるので、使い切ってしまう…と言う方は少ないでしょう。
ちなみに、容量『32GB』と『64GB』では値段があまり変わらないため、容量『64GB』のコスパが良くなっています。
こう言った理由から、パッケージ派の方には『64GB』が一番おすすめです。
ダウンロード&パッケージ派には「容量128GB」がおすすめ!
任天堂のゲームソフトは「容量が大きい傾向にある」上に、カタログチケットを利用した方が「お得に購入できる可能性も高い」です。
また、パッケージ版だと入手困難になるゲームソフトが出てくることも考えられるので、そう言った場合でも困らないように『128GB』のマイクロSDカードを選ぶのが無難でしょう。
関連記事:【Nintendo Switch】ニンテンドーカタログチケットとは?使わないと損するレベルでお得だった!
まとめ:おすすめの容量目安
ソフト購入 | おすすめの容量 |
---|---|
ダウンロード&パッケージ派 | 128GB |
ダウンロード派 | 128GB以上 |
パッケージ派 | 64GB以下 |
マイクロSDカードの容量が足りなくなってしまった場合、ダウンロード版ソフト等を削除して容量を確保するか、現在使用しているものよりも「大容量のもの」に買い替えることになります。
もっと大容量のマイクロSDカードを選べば良かった…と成らない様に、余裕が持てるぐらいの容量を選んだ方が良いです。
とりあえず、ダウンロード版ソフトを5本以上購入する可能性がある方なら『128GB以上』のマイクロSDカードをおすすめします。
おすすめのマイクロSDカードについては、他の記事にまとめているので、良ければ参考にして下さい。
関連記事:【Nintendo Switch】おすすめの高速マイクロSDカードを紹介!推奨スペック目安と選び方について解説!