【Nintendo Switch】ロード時間を短縮する方法について!ダウンロード版との比較検証まとめ!

この記事では、ニンテンドースイッチのロード時間を短縮する方法を紹介しています。

結論から先に書いておくと、ロード時間の短縮効果について調べてみた結果、確実に効果は得られるものの、それほど大きな効果は得られないことが分かりました。

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ニンテンドースイッチのロード時間短縮方法

ニンテンドースイッチ本体を「アップデート」する

 

・ロード時間30%以上短縮

スイッチ本体を「バージョン8以上」に更新するとロード中のみ「CPU性能を約1.75倍向上」させる「オーバークロック」が可能になります。

この機能のおかげで、ロード時間を大きく短縮することが可能です

上記の検証動画では「16.76秒」⇒「11.31秒」にまでロード時間が短縮されていますね。

ただ、ソフト側で対応している必要があり「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」や「スーパーマリオ オデッセイ」等、一部のゲームのみ、このオーバクロック機能が使われています。

バージョン8.0.0は「2019/4/16」に配信されており、ほぼ全ての方にアップデートが適用されているはずです。また、アップデートさえすれば自動的にロード時間が短縮されます。今後のアップデートで対応するソフトもあるかもしれないので、細目にアップデートした方が良いでしょう。

 

ダウンロード速度は「スリープモード」で行うと速くなる

・「起動状態」と「スリープモード」のダウンロード時間比較動画

「GameXplain」の動画で、ニンテンドースイッチの状態(起動状態orスリープ状態)によって、ダウンロード時間に差が出るのか…と言う検証が行われていました。

検証は4回ずつ行われ、それぞれの平均時間を比較しています。

 

・ダウンロード時間の比較検証結果

起動状態 スリープ状態 短縮時間
1回目 9:05 9:00 -
2回目 11:20 9:40 -
3回目 10:51 8:45 -
4回目 9:45 8:00 -
平均 10:15 8:51 1:24(約15%短縮)

この検証動画では、スリープ状態にすることで「ダウンロード時間が約15%短縮できる」と言う結果が出ました。

ダウンロード時間を少しでも短縮したい方は、ゲームを遊びながらではなく、スリープ状態にして待った方が良いみたいです。

 

ロード時間は「ダウンロード版ソフト」の方が短い

ニンテンドースイッチは、ゲームデータの読込方法によって「ロード時間の長さ」が変わることが分かっています。

そして、読込方法は下記の3つです。

  • 本体内蔵メモリ
  • マイクロSDカード
  • ゲームカード

 

起動時間を比較した検証動画

下の動画は、ゲームデータの読込方法によって起動時間に差があるのか…と言う検証動画です。

 

・「スーパーマリオ オデッセイ」の起動時間の比較結果

「スーパーマリオ オデッセイ」の起動時間
本体内蔵メモリ 31.44秒
マイクロSDカード 32.88秒
ゲームカード 37.21秒

上記の検証動画では「37.21秒」⇒「32.88秒」になっているので、起動時間は「約4.5秒」短縮されている結果になっています。

本体内蔵メモリーなら、より速く、起動時間が「約6秒」も短縮されていますね。

これぐらいの差が色んなロード場面で出てくるのであれば、かなり大きな差になる…と言えるのではないでしょうか。

 

様々なロード時間を比較した検証動画

読込時間の比較検証をされている動画が他にもありました。

下の動画では『ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド』の様々なロード場面における「ロード時間」が比較されています。

ロード時間の差は下記の通りでした。

読込方法 内蔵メモリ マイクロSDカード ゲームカード
16GB 64GB
場面① 30.42秒 34.07秒 34.27秒 35.45秒
場面② 24.09秒 26.21秒 26.41秒 27.05秒
場面③ 8.47秒 9.21秒 9.22秒 9.33秒
場面④ 27.42秒 30.56秒 31.13秒 32.41秒
場面⑤ 18.49秒 19.51秒 20.07秒 20.35秒
場面⑥ 21.58秒 23.00秒 23.51秒 24.17秒
合計時間 130.47秒 142.56秒 144.61秒 148.76秒

内蔵メモリが速いのは明白ですが、マイクロSDカードを使ったとしても、そこまで大きな差が出る訳ではありませんでした。

 

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ロード時間は「マイクロSDカード」の性能によって変わる

上記の動画を見てもらえば分かる通り、使用するマイクロSDカードによっても、ロード時間が変わります。

 

ロード時間が短くなるマイクロSDカードの条件

・ロード時間は「読込速度」で決まる

ロード時間とは「データを読み込んでいる時間」のことなので、ロード時間を短縮したい方は「読込速度」が速いマイクロSDカードを選べばOKです。

ただ、使用するマイクロSDカードによって短縮される時間はわずかなので、体感時間は変わらないかもしれません。

最近のマイクロSDカードは、大半が「最大読込速度80~100MB/秒」となっていますが、古いものだと「最大読込速度25MB/秒」を下回る製品もあります。

そう言った「読込速度が遅い製品」を使用していると、ロード時間が長すぎる…と言ったことが常に起こってしまうでしょう。

もし、極端にロード時間が長いな…と感じている方は、任天堂が推奨しているスペックを満たしているマイクロSDカードを使ってみて下さい。

関連記事:【Nintendo Switch】おすすめの高速マイクロSDカードを紹介!推奨スペック目安と選び方について解説!

 

・ダウンロード時間は「書込速度」で決まる

ダウンロードする時は「本体内蔵メモリ」か「マイクロSDカード」の中にデータを書込作業が行われています。

つまり、影響する項目は「書込速度」です。

勘違いされない様に書いておきますが、データのロード時間を決める「読込速度」がいくら速くても、ダウンロード時間は短縮されません

マイクロSDカードの中には「読込速度」が速いものの、ダウンロードで重要となる「書込速度」は遅い製品も少なくないです。

もし、ダウンロード時間も短縮したい方は「書込速度」が優れているものを選んでみて下さい。

 

高速マイクロSDカードの紹介

転送速度に関しては『Samsung』のマイクロSDカードが非常に優れていますが、性能が優れている分、他の製品よりも少しだけ値段が高くなっています。

特に、低容量マイクロSDカードの中では値段が高めなので、64GB以下の容量なら他の製品と比較してから購入した方が良いです。

コスパに優れたマイクロSDカードだけを紹介している記事があるので、良ければマイクロSDカードを選ぶ参考にして下さい。

関連記事:【Nintendo Switch】おすすめの高速マイクロSDカードを紹介!推奨スペック目安と選び方について解説!

それでも、高速マイクロSDカードが欲しい…と言う方は『Samsung』のマイクロSDカードがおすすめです。